インスタグラムの認証バッジ、どのようなものかご存知ですか?
認証バッジは有名人などが取得しているのを多く見かけるかと思いますが、企業のインスタグラム担当者においては特に、取得したいと考える方が多いかもしれません。
そもそも、認証バッジはどのような目的で使われるものなのでしょうか。その辺りも踏まえて、今回は認証バッジのメリットや取得方法についてご紹介していきます。
そもそも認証バッジとはどのようなもの?
インスタグラムの一部のユーザーのアカウント名の横に青色のチェックマークが付いていることがあります。これを認証バッジと言い、有名人やブランドの正式なアカウントであることを証明します。このマークが付いてることで、インスタグラムの運営が公式に、そのアカウントが本物であると確認していることを示しています。認証バッジとは、ユーザーを正しいアカウントへ導くことが目的のマークなのです。
認証バッジのメリットとは?
認証バッジには、なりすまし被害対策ができる、フォロー率が上がる、インスタグラム内検索で上位表示されるなどのメリットがあります。
SNSではなりすましによる被害が多く、偽物が本人やマネージャーと名乗っていることが多くあります。しかし、認証バッジがあればユーザーが正式なアカウントを見つけることができます。そうして自分のアカウントを見に来るユーザーに、信頼性や安心感を与えられるのがメリットの一つです。
もしアカウントのなりすまし被害に遭った場合は、「問題を報告」から運営に伝えましょう。認証バッジを取得していればなりすまし被害が減るため、問題を報告する負担も減ります。
また、公式であることをアピールできるため、フォロー率が上がることもメリットです。
フォロー率が上がれば多くの人に見てもらうことができ、それに合わせて知名度も高まります。認証バッジがあることで信頼性や安心感を得られるので、新規のユーザーからもフォローしてもらいやすくなるのです。
加えて、インスタグラム内の検索画面で上位表示されることもメリットです。
認証バッジを持っているアカウントはフォロー率が高く、多くの人におすすめできると判定され、検索で上位表示される可能性が高まるからです。
認証バッジの取得方法とは?
認証バッジは、以前はインスタグラムの運営側が独自基準で判定して発行していました。しかし、2018年8月からはインスタグラムアプリから認証バッジの申請ができるようになっています。
まずはアプリの設定ボタンから、オプションを開きます。「認証をリクエスト」をクリックして、画面の表示に従って必要事項の入力と書類を提出することで申請は完了です。
認証バッジを取得できるのは、基本的には有名人や著名人・ブランドのみです。一般アカウントは認証されないことは注意しておきましょう。
申請の際、ユーザー名は自動入力されているのでその下に本名を記載します。また、本人確認ができる書類添付も必須です。個人の場合は運転免許証やパスポートなど、企業の場合は納税申告書や会社の定款・最新の公共料金請求書などが必要です。
送信ボタンを押せば取得リクエストは完了しますが、それだけで認証されるわけではありません。審査終了後、通知タブにてリクエストの確認や却下などのお知らせが届くので、忘れずにチェックしましょう。
インスタグラムの認証バッジに注目しよう
認証バッジを取得することで、フォロー率や上位表示の可能性を高めるなどとても有益なメリットを得られます。企業でインスタグラムを活用している方は、認証バッジの取得に関して一度検討することをおすすめします。
審査基準はユーザーには公開されていないため、申請したからといって必ず審査に通るわけではありません。しかし、一度申請が却下されても30日後に再申請することが可能(※2019年1月時点)です。メリットを得るチャンスとして、企業アカウントの担当者はぜひ申請してみてください。